浦和0-1ガ大阪(2008.11.29)・ついに崩落
関西遠征がてら長く家を離れていたら
・ゲルト解任(すでにあちこちで言われている通りタイミングは最悪)
・世代交代策の象徴として岡野・内舘の契約満了
・新TD候補に信藤氏にオファー(セレッソのスカウト担当にもオファーを出したようですな)
・フィンケ氏に正式オファー
と動きがありました。そして本編のガンバ戦は何てことなくあっけなく敗れるということで今シーズンは残り1試合の時点で無冠決定となってしまいました。
フロント・選手・サポーターの思いがバラバラで各自が現状をどう評価したら良いかが分からず迷走している状態を改めて確認。
スタジアムの雰囲気からは「勝たせよう・変えよう」という感じは察することが出来ず、新潟戦や愛媛戦のようなピリピリ感は前節の敗戦で完全に潰えてしまったことが伺えた。
選手はもっと迷走している印象。躍動しているのはセルだけで後の選手はシステムに順応するのに手一杯でとても目の前の相手を制して目標を達成しようというふうには見えなかった(別段やる気がないというわけではない)。
指揮官は采配放棄というべきかベンチワークで改善させようという姿勢は全くなくただ試合が終わることを黙って見ていただけ。梅崎の交代にしても達也の怪我がきっかけなので戦術的交代ではなかったので実質スタメン11人を決めただけの仕事しかしていなかったということになる。
試合内容に触れるのもばかばかしいレベル。
強いて言うならば4-2-3-1システムの肝である両翼が機能していなかったことが全てかなと。前線にタメができないから両SBが上がれない(前半それなりにまともに見えたのはエジミウソンが前線に鎮座したことでオーバーラップする時間が稼げたためである)。両ウイングが守備をしないため、リスクカバーをする選手にズレが発生しディフェンスがグズグズになってしまったことにある。
攻撃にしても「何が何でもウイング経由」になってしまったことによりリズムが単調になったうえに、2列目以降の飛び出しがないので意外性も厚みもないことにある。
攻撃的に行くためにシステムを変えたのに気がついたら後ろ髪を惹かれる思いから(心理的に)ディフェンス重視になってしまい、3-5-2の方がマシだったという結論になってしまった。
結局戦術を浸透する時間もなくかつそれを浸透させる伝道師もいないため、混乱だけが残ってしまったというダメダメな状態である。
2002年以降右肩上がりで積み上げてきたものが07・08の二年間であっさりと崩落してしまった。もともと組織の骨格を重視せず、個を重視したチーム作りを優先していたため人同士の信頼感が崩れると崩壊が早くなる。これは犬飼政策のツケと藤口社長の失政がマイナスの掛け算となって表出してしまったものといえる。
最終戦が残っているので総括はいずれまたにしようと思うが、この時点でなるべく早期に来期の道筋をつけるべきだと思う。せっかくフィンケにシーズン中に来てもらったわけだからせめてその優位性をなるべく来期に生かせるように尽力するべきである。
それも出来ないのであれば彼らは職を辞すべきである。


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