あまり多くを語るまでも無い試合
何がしたかったのか全くもって掴むことができない敗戦。
そういった意味ではここ数年来で最も出来の悪い試合というべきか?開幕前の選手のコメント・メディアの情報を見る限りでは順調さしか伺えなかったのだがこぞって彼らは嘘をついていたとしか思えないような展開であった(特に御用系メディアの人間はその記事の内容と今のチーム情況の乖離が甚だしい)。
無理も無い。今シーズンは始動が遅い割りに練習試合が例年以上に少なく、どのような調整でチームを組み立てていくかのビジョンが極めて曖昧。少なくともシーズン序盤は調整段階とし昨年のような失速は回避するという事ぐらいしか伝わらない。
昨年のCWCのような展開を期待していたのだが前線の組み合わせが変わってしまったことで軌道修正を余儀なくされまた1からやり直しに。改善の兆しを見せていたサイドアタックや啓太・阿部のコンビネーションも結果、去年の悪い頃の状態に戻ってしまったといえる。
オジェックの言葉は決して皮肉でもなんでもなく正直なところなのだろう。新しいスタイル構築をしてかつ結果を出すまでには相当の時間がかかる。ただその「スタイル」を提示することすらままならずという段階ではポンテ・アレックスが戻ってくるまでに軌道に乗ることすら出来ないのではないかという不安だけが残ってしまう。
結果は厳しいと思っていたが、新スタイルの萌芽が確認できれば良しと思っていたのだがそれも出来ず。エジミウソン・高原は個人レベルでの努力は確認できたが周囲との息は最後まで合わずじまい。山田は終始中盤を彷徨うだけ。オジェックの戦術では山田のようなスローペースの選手はマイナスに拍車をかけるだけでしかないと思うのだが・・・。
正直ここまで厳しいとは予想を超えていました。次週の結果によってはオジェックに対してサポーターから「NO」の回答が出る可能性もある。ただリフォームの手法すら模索出来ていない状況でありそれによって結果が犠牲になるという事であれば、いっそのことスクラップ&ビルドを視野に入れたほうが同じ犠牲を払っても得るものが多いのではないだろうか?でもその選択で上手く言った例ははっきりいって0に近いのですが。
マリノスはここ数年続いていたマンネリ状態を脱しつつあるシンプルで組織に忠実なサッカーといえる。山瀬が突出していた状態から11人が(若干1名なじめていない選手がいたが)ソリッドになった今のほうが安定感は抜けていると思われる。ただしそれは開幕&レッズが相手ということを差し引いて考えるべきなのだがその辺の手綱のコントロールこそが鍵を握っているといったほうがいいでしょう。

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